（ じー… ） （ ちらっ… ） （ きちんと ） （ まねっこ ） （ まねっこして ） （ …あ ） ごまふく、ざんねん

ごまふくと一緒の時もいいお顔ですけど こういう時もいい顔ですねぇ 王様 ＼ ふふぅん ／

／ ふるふる… すぴぃ… ＼

というわけで、家庭内別居 見ているようで見ていない王様 見ていないようですごく気にしているごまふく

（ ごまふく しぶしぶ かっちょいい！ ） ＼ ごまふく おめめ どしたのだ？ ／ （ どうもしなーい どうもしないもーん ） （ ごまふく だんでぃ かっちょいい！ ） ＼ この あつくるしいねこ なんとかするのだ ／ いかんともしがたく

＼ あついのだ… ／ ＼ おしいれ あつくない？ ／ （ え？ ごまふく あつくないの ） ＼ いっしょに いるにはさぁ ／ （ そう？ ごまふく ちょうどいいの ）

＼ ずいぶんと ひさしぶりなのだ ／ ＼ 余のしゃしんもとらずに なにしてたのだ？ ／ ＼ ふん！ べつに とられたいわけじゃないのだ ／ ＼ べつに！ ／ ＼ べつに！ ／

名前を呼んだり、目が合ったりするだけで、ぶごぶご言って、もちもち始める王様 本当はとても甘えん坊です こういうとき、何を考えているのかなぁ ねぇ 王様

王様ー ＼ ふ〜んだ ふふふ〜 ／

もしゃもしゃもふもふ ＼ しーん… ／ もしゃもしゃもふもふもふ

／ もちっ ＼ 椅子が毛だらけです

ごまふく おとなしく きちんとさんになっていました えらいね ごまふく （ ふーん♪ ）

王様は考える夏は何故、暑いのか ごまふくも考えるふりをする

＼ あー すずしい ごくらくごくらく ／ （ あー すずしい ごまふくごまふく ） ＼ すぐ ごまふくって いうんだから！ ／

一見、暑苦しくソファで寝ていますが エアコンと遮光断熱シートで快適なのです ＼ かいてき かいてき ごまふくも きにならないのだ ／

家臣 ＜ という事情で帰宅が遅れました＼ うむ ごくろうだったのだ ぶじでなによりなのだ ／ 家臣 ＜ たいへんだったんだよー ごまふくー 家臣 ＜ まぁ きいてないよね

（ おうさま！あれ？ ） （ おかしいなぁ… ） ／ ……… ＼

＼ なんだか しかいのはしっこに ちょろちょろみえるのだ ／ 家臣にも見えております

ちょっとベッドを開けた隙に… （ ごまふくも かんごするのよ ） 真ん中で寝られると家臣の場所が… （ ごまだれもようの てんしよ ） 仕方がないですねぇ （ ごまふく かんごし ほりほりつき ） 何かが違うんですけど （ ごまふく かんごし てまくらつき ）

急性咽頭炎で昏々と眠る家臣に… ＼ さてと ／ ＼ 余がついておるのだ だいじょぶなのだ ／ ＼ あまがみも さーびすなのだ ／ ずっと添い寝をしてくれる王様とごまふくなのでした

まぁ、結局こうなります （ すぅすぅ… ぷふぅ… ）

＼ だって ごまふくが… ／ （ ごまふく いません ） ＼ こえも きこえるのだ ／ （ ………あっ！！ ）