先週のこまぞうの点滴の時の猫さんが「里親募集」デビューしていたのだ。 皮膚炎も治って、さらにきれいになっておった。 今までお世話をしてくれた方に安心していただくためにも、いい里親さんに巡り会ってほしいものなのだ。 …と、同猫病院卒業生の王様が…

あめが ざあざあ ふってゐる かぜが ごうごう ふいてゐる こんなおてんきでは ねこは ねむいのだ

[ はい ] おかわり …… 先日の猫病院の話。ケージの中に優しいたれ目の大きなキジ猫がいました。とても大人しく座っていました。「かわいいですねぇ」とスタッフさんに言うと「この子ねぇ、昨日飼っていたおじいさんが亡くなってね…」一人暮らしのおじいさん…

よしよし、できるじゃないの …… さて、昨日の動物病院でのことです。 王様の尿検査とサプリをもらいに行った家臣は、検査を待つ間、里親募集の子猫を抱っこさせてもらっていました。「かわいいかわいい」とTシャツに子猫をくるんでご満悦の家臣に、病院スタ…

[ はい ] お手

[ その手には乗らないんだから！ ] きゃー、ひっぱんないで！ひっぱんないでよぅっ！

[ こそこそこそっ…ここでやり過ごすのだ… ] ん？ 仲直りなの？仲直り？

[ じた ばた ] じた 退路を断たれておる！

[ 黒貴婦人は挑発した！ なんだとぅ！ ] 捨て身キック！ 効果はないようだ…。

[ 追いつめられた王様の反撃 ] 悲壮キック！！ 弱そうです…

[ そおっと…そおっと… ] 見つかったらいぢめられる…。黒貴婦人が来ておるのだ…。 きゃぁぁぁっ…！ 王様の運命やいかに！？

] いつもの王様が、カゴに入ってみせるだけで… [ ほぅら！こんなにかわいい！ 家臣のかわいがりも倍になろうというものなのだ。

カゴは涼しいのだ。「王様は入れっこない」なんて黒貴婦人が言っておったが、ほ〜ら、ぴったりジャストサイズ！ あー、いい気分。 家臣「暑くないんですか…？自分自身のもふもふが…」

[ にゃがにゃんにゃん ] にゃがにゃんにゃんにゃん

おっぽ隠さず ふんだ！隠れてたんじゃないんだから、見つかったんでもないんだから！ 余は、ただカーテンに潜っていただけなの！

[ 「いないいない…」 「ばぁ！」 ] …やれやれ

] やれやれ…。人間のおもりは疲れるわ… [ キラリン

[ ていっ ちょわっ ] つぉぉっ

] じゃーんけーん [ ぽん！ 余が勝ったの？余の勝ちじゃないの？ううん。王様の負け

[ あっちむいて ] ほい！

[ しゃあああああ… ぁぁぁぁぁぁ… ] っっっっっっ… 余韻 いん… いん… いん…

[ しゃばばっ！ しゅわん ] ばしゃしゃしゃっ！ 王様、七夕だからってハッスルしすぎですよ…。 織り姫もいないくせに…。

[ レースのカーテンを巧みに操り、敵の視界を遮るのだ ] 余の姿が見えまいぞ！ （見えてますって言っちゃいけない雰囲気かな…）

[ catch! ] & rolling!! 意味不明！

[ む！またしても！ ] こうしてくれるわっ！ 王様、攻撃がワンパターンすぎます…。

数日前の夜のことです。すっかりお布団に入っていた家臣はカタカタという小さな音に目を覚ましました。居間をのぞいてみると、窓辺に王様がたたずんでいます。どうやら網戸をならしていた様子。 「虫がいるのかなぁ？王様」家臣の問いに答えず、王様はついっ…

[ はて？ あれに見ゆるは鶏腿みたいな毛玉… 近寄っても… ] 近寄っても… 猫には見えませんよ…。王様…。

[ てぇぇいっ！ む！逃がしたか？ ] 勝った…！！