まだ小さかったのだ 完

ヘアピンのように曲がっておる。飛び込みの選手のようなのだ。



こんな細っこい首では、ひょいとつまみ上げられてニャーとも言えまい。
余もまだまだであったのだ。

よく見ると、不思議な形でくつろいでおるな。修行の最中だったのやも知れん。よきかな、よきかな。