余は昨晩たいそう褒められたのである

昨晩、さて寝ようかという家臣はある不審な物音に気がついた。玄関で何かがちゃりんちゃりんいっているのである。見に行くと、そこには床に落ちた鍵と余の姿が。
「鍵が落ちているのを知らせてくれたのねぇ」と家臣は余に大感謝。
「ぐりはいい子だねぇ、いい子だねぇ。立派、立派。おりこうさん、おりこうさん。」と大絶賛の上、見えないヒトにまで「ぐりは偉いねぇ」と同意を求めて報告しておった。

余はかように陰に日向に人々を守っておるのである。
ふんっふんっ。


あ、「南極料理人」観てきたのである。ほくほくしていい映画である。堺雅人さん、いいですねぇ。でもって生瀬さん、きたろうさんはやっぱりいい。豊原さんも、みんな。あと音楽いいなぁと思ったら、阿倍さんだった。「渋谷とか行きてぇ」は名言である。