んま…

肉球のお手入れはとっても楽しいのだ。
温いし、柔らかいし、いい匂いがするのだ。
人間にはわかるまい。

今日は東京グローブ座へ劇を観に出かけたのだ。女優・篠井英介さん演じる「サロメ」なのだ。国王、王妃は上条恒彦さん、江波杏子さん、ヨハネ森山開次さん。設定を古代日本の架空の国にしてあって、名前は固有名詞ではなく「王」「王妃」「姫」「修験者」だった。王、王妃は洋装、サロメヨハネの衣装は和テイストのオリエンタルなかんじなのだ。
サロメって、話はあっという間に終わるのでは?」と思っていたら、なかなかなかなか見応えがあったのだ。篠井さんと森山さんの舞踏が見せ場なのはもちろんだけど、篠井さんの長台詞がすごい!歌うような唱えるような蛇のような小鳥のような。とにかくすごいのだ。
で、終わってみると、たったの1時間半。びっくりしちゃったのだー。でも踊った上に、あの台詞で2時間以上あったら演じ手も観客も疲労困憊だなぁ。
席なんか前から6列目だったのだ。さっすが余は国王なり。あ…いい国王なり。預言とか怖くないのだ!