季節の風物

余は紳士のたしなみとして、家臣が帰宅する際には、欠かさず窓辺から鳴き叫ぶか玄関でおなかを見せて転がるかをしておる。
今日、いつものように帰宅した家臣に玄関先でおなかをなでられておると、家臣が「おや?」という顔をした。そして、こう言ったのだ。
「あんかの上で寝ていたねぇ。ほかほかだから、まるわかりだねぇ。」

ふん!家臣が寝ろとおいているから寝てやったのに。そんなこというなら寝てやらない。お留守番の間中、起きて悪戯してまわってやるのだ。



そうそう。今日は浅草公会堂へ藤村忠寿大集会を観にいったのだ。面白かったのだー。内容は主には「ローカル局の存在意義とは?」だったと思うのだが、キー局にも観覧者の質問にも情け容赦のないコメントを浴びせかけていた。いつも何かを発見しながらお仕事をされているようで、うらやましいなぁと思ったのだ。