まごまいける 木曽の御岳山へ旅立つ
こまいける(こまぞう)の母親疑惑の晴れないまま、今朝ほど、まごまいける、木曽の御岳山へ修行の旅へ出立しました。
先々週くらいにこまいけるの点滴に行った時に「最近ごはんを食べなくなって、寝てばっかりなの」と聞きました。先生に「まごちゃん、たくさんなでてもらいなさいねぇ」と抱っこされて出てきたまごまいけるは、まだまだ瞳も輝いていて、お手手もしっかり診察台について背筋も伸びていて、家に来たときのこまいけるよりも元気そうでした。
でも、その後もあまり食欲が回復せず、最近は体重2kgを切っていたそうです。歯が全部抜けているにも関わらず、去年まで野良猫として独りで生きていたことや、すっかり白々とした毛色を見ると、もう十分生きた立派な大往生だったと思います。
昨日は処方食をさらに裏ごししたものを一人前食べ、今朝も先生やスタッフさんが揃うまで待って、みなさんにお顔を見てもらってから眠るように息をひきとったそうでした。
「◯◯さん、間に合うかなぁって思っていたのよ」と、「まごちゃんにどうぞ」と柔らかい贅沢仕様の猫ゼリーを持ってきた家臣に、先生は申し訳なさそうにおっしゃいました。贅沢ゼリーはまだまだ数匹いる病院の「居候にゃん」たちに食べてもらいます。
まごまいけるにそっくりのこまいけるを、家臣はうんと大事にするから、まごちゃん木曽の御岳山に行っても元気でね。