なんて心の優しい徳の高い王様でしょう

昨夜、点滴と注射のおかげでやっと食欲の戻ったこまぞう。ペースト状の猫ごはんを軽く温め、匂いを強くして、お水を加えてとろみを増したものを出したところ、食べ始めました。
ところが、食べようとすると抜けかかった歯が痛むようで「あがあがっ」「あがあがっ」と両手で口をやいやいします。歯が抜けるまではいかんともしがたく、可哀想だけど頑張って食べてほしいなぁと、見守っていました。すると、少し離れたところで寝転がっていた王様、やおらこまぞうに近づくと…



いつもの鼻先をくっつけてのくんくんお鼻ご挨拶のあとに、こまぞうの耳を鼻先で撫でてあげたのです。



優しい…優しいよ…王様!男の子はそうでなくっちゃ!家臣は涙が出そうでした。



王様の励ましとなぐさめに力を得て、こまぞうはごはん完食し、おかわりまで平らげました。よかったよかった…。




そんなに褒められても困っちゃうのだ…。ふふっ。