皇太后、黒貴婦人、来訪

昨日から家臣がせっせと仏壇のお世話をして、きれいなお花も届いたりして、お菓子やリンゴも並べたりして、なんだか和室が賑やかなのだ。そして、いつになく猫バリアが入念に敷かれ、襖がぴったり閉ざされている。もちろん余は襖を開けることは出来るし、猫バリアの上だって我慢すれば歩けるし、それでもってきれいなお花の葉っぱやなんかを噛んだりできるんだけど、すぐに家臣に見つかって怒られるのだ。
もちろん、この二日でいっぱい怒られた。

そして今日は、皇太后と黒貴婦人が来て、和室で仏壇にお参りをして、さらにさらにお菓子なんかをあげて、家臣とピザを食べてワインを飲んで、楽しくおしゃべりをして帰って行った。もちろん、黒貴婦人は余をいっぱいいっぱいいじめたけれど、皇太后はうんと可愛がってくれたのだ。

太后が帰った後、こまぞうは家臣に茹で鶏をもらって、鼻も口の周りもびちゃびちゃにするほどのガッツで食べて、黒貴婦人に写メを撮られていた。こまぞうはお医者さんと相談して、今日からおむつをしているのだけど、二人にかわいいかわいいと言われておったのだ。


これは、こまぞうのごはんセット。これに、カリカリも一皿付いておるのだ。


こまぞうは茹で鶏が大好きなので、こんな風に手でお皿を持っておるのだ。誰も取らないのにねぇ。



今日は余よりもうんと偉いヒトの王様の命日だったんだって。
家臣はヒトの王様の会社の方々からお花を贈ってもらって、とっても嬉しかったって。
今でも一緒に働いているような気がします
って、カードに書いてあったの。家臣は本当に嬉しかったって。どうもありがとう。