王様、ついに首輪をなさる

\ 変なのだ。落ち着かないのだ。だって、りんりん言うのだもの。 /

< その首輪には王様のお名前とお電話番号が入っているのです。
  民に王様のお名前とお電話番号を知らしめるためでございます。
  (万が一、王様が脱走した場合などに)



\ でものぅ、赤いしチェックだし、やっぱりりんりん言うのだもの。 /

< りんりん言って、民の注目を集め、しかるのちに
  民に王様のお名前とお電話番号を知らしめるのでございます。
  (万が一、王様が脱走した場合などには)



\ ふぅん…。まぁ、余も民が余を敬愛する気持ちはわかっておるしのぅ。 /

< 其の通りでございます。その首輪はとても大切な役目を果たすのです。
  (万が一、王様が脱走した場合などにはね!)