王様、家臣が更新をサボるのでおかんむり

ごまふくがふりふり君を空っぽにして帰って来た話の途中で、
家臣がすっかり更新をサボってけしからんのだ!
ごまふくは病院では「ワタシハココニイマセン」の術を使ってすっかり気配を消して
頑張ったらしいのだけれど、先生には丸見えだったので、ふりふり君の中身も
取り出されたし、爪も切られたしあごたんのニキビにはお薬を塗られたし、
臭いおしりは肛門腺からにゅるにゅるいっぱい臭いの素を取り出されたのだそうだ。
家臣が迎えに行った時には、ケージの中でネズミのようにきょときょとしていたそうだけど、
家に着いたら、すぐに元通りのごまふくになったのだ。
ごまふくはちょっぴり軽くなったかもしてないけど、元気なごまふくなのだ。



こんなふうに元気なごまふく↓



でも、実はごまふくは今日もネズミみたいにおこたに隠れたり
壁に激突するほど慌てて走って、窓枠に引っ付いていないふりをしたりして
今もソファの奥に立て篭って目をまん丸にしておるのだ。
何故かというと、お彼岸の初日で皇太后と黒貴婦人が家に来たからなのだ。
余はちゃんとお出迎えして、にゃんとご挨拶もしたし、黒貴婦人には
だっこもされたし、皇太后の指もすんすんしたのだ。
余は外交方針を変えたのだ。これからは仲良し外交を目指すことにした。


そしたら、ごまふくよりかもかわいいね!って言われるかもしれないのだもの!
ね!ね!




ほら!カゴで丸くなったりするのも、わからないんだから!
サーカスのライオンみたいに飛んでくぐったりしてるんだから!
ごまふくったら!ごまふくったら、ねぇ!