こまぞう立てこもり

点滴を蹴って数日、脱水もしておるし口内炎で昨日からごはんが食べられないし、そんなだから便秘もしておるしで、こまぞうは朝一で病院へ連れて行かれたのだ。で、点滴と口内炎の注射をうってもらった。
家ではでんぐり返って点滴から逃げるくせに、病院ではかちこちに固まって身じろぎもしなかった。よく我慢したよいこと思ったら、帰宅するや脱衣場の洗濯機脇の隙間に潜り込んで出てこないのだ。
ごはんとアンカを差し入れした家臣は「ふぅ〜!」と威嚇され、這々の体で居間に戻ってきて、がっかりしておるようだ。脱衣場は寒かろうに。早く出てきたらよかろうに。ソファには新しいムートン「調」猫ベッドがふたっつもあるのにのぅ。


ほぅら、余がソファ、独り占めしちゃうぞ。

おひさまがさして、気持ちがいいぞ。