こまぞう、家臣をびっくりさせる

ぶんっ



ぶんっ



しゅわっ



王様が瞬間移動をご披露くださっている間に。
猫のトイレでおしっこをする猫のルールに縛られることを止めたこまぞうさん、おしっこフリーです。
こまぞうさんの寛ぎスペースには洗えるクッション(ふかふか)や、猫あんか(ほかほか)や、おしっこシートが用意され、こまぞうさんのフリーワールドに家臣はなんら異を唱えることはありません。
問題はお布団です。こまぞうさんは最近は一晩中家臣のお布団で眠っており、トイレまで歩くのは億劫でも、お布団の中では活発に移動をするのです。現在通販で購入した防水シーツの到着待ちで、それまではおしっこシートを敷き詰めて、一滴も漏らさじの覚悟です。

そんな家臣、昨夜お布団の中をもぞもぞ移動するこまぞうに合わせて、シートを引っ張ったり追加したりして、お布団から出て畳の上に落ち着いたこまぞうさんの下に大慌てでシートをあてがったりして、ほっと一息ついたとき。気がついたのです。
 
あら?こまちゃん、お目目開いたまま寝てるし。おなかも動いていないよ?
 
家臣の脳裏に様々な事柄が光速で浮かんでは消えました。そして、ゆっくり、こまぞうの頭からおっぽの付け根まで家臣が撫でると…

「ぷふー…」
 
こまぞうが息を吹き返しました!!あーびっくりした!びっくりしたよ!!
結局昨夜は2〜3回呼吸が止まりかけていたのですが、撫でると「ふぅー」とため息をついて、お目目をぱちくり。今日は変わらず、元気です。
 
こまぞうさん、魂もかなり自由に出たり入ったりできるようになったご様子です。