王様、引っ越しの顛末 其の参

ごまふくがキッチン立て篭りを続ける中
初日から、喉を鳴らして、ご機嫌、甘えんぼの王様
熱心に片付けをお手伝い


       \ ばっぐは、わたさないのだ /

       \ おしいれも、あけさせない /

      \ ぽじしょにんぐの、みょうなのだ /



       \ しょるいも、わたさない /

     \ かざりだなも、あけさせないのだー /

       \ いいから、かまってなのだー /



  \ ここ、しってる、べらんだでしょ? /



ごまふくがいないと、一気に赤ちゃん返りです



そして、ごまふくはというと
一晩キッチンの上で過ごし、ストレスで顎の下を黒くしていました
用事で外出して帰ると、脱衣所の扉の影に移動していましたが、なでなではOK
その後、家の中を探索するようになりました
でも、ニンゲンと一緒じゃないとどこにも行けないし、一人でじっともしていられなくて
撫でられるか、ひっついているんじゃないと、大鳴き
王様に「しゃー!」「ふー!」と威嚇までする大恐慌ぶり
夜には、いつも通りにご機嫌さんで、一緒に寝るのは寝たのですが
自分で移動しておいて、一人だと気づくと大鳴きという様子
可哀想でしかたがなかったのですが、翌日には落ち着きました