こまぞう、弱虫、甘えんぼ

昨日は家臣がおでかけしておって、余とこまぞうは7時間のお留守番をしたのだ。
家臣が帰ってきたので、余はいつものとおり玄関に出迎えて、ごろんごろんしてやった。ところが、こまぞうはサークルから出て廊下の近くまで来たところで、みゃんみゃんみゃんみゃん鳴くばかりなのだ。
結局、こまぞうは鳴いては家臣をサークルまで連れてきて、サークルに入ってなでなでしてもらって、家臣が離れると後をついて行ってみゃんみゃん鳴いて、家臣をサークルまで連れてくるとサークルに入ってなでなでしてもらって、家臣はなでなでとみゃんみゃんの間隙を縫って作ったカレーうどんを結局サークルの前で食べることになったのだ。
うどん、こまぞう、うどん、こまぞう。間違ってこまぞうを食べてしまわないか、余はハラハラして見ておったのだ。


余はこんなにおりこうさんにお留守番ができるのに、こまぞうは弱虫なんだもの。困った困った。ね!ね!ねぇ!



国王も、お留守番の間にこまぞうのサークルの屋根をぶち破るのをやめてくれたら本当のおりこうさんなんですけどね…。